参 考 図 書                                                             2006年04月01日

 参考となる本を紹介できるほど読んでいないので恥ずかしいのですが・・・そこは「開き直って」・・・個人的な紹介です。

 書店に置いていないことが多いので、「Amazon」などネット・ショッピングを利用するといいでしょう。

 金額については、改定されているかもしれません。

 

「「うつ」と「躁」の教科書」   ブライアン・P、クイン  (岩坂彰:訳、大野裕:監訳)   紀伊国屋書店   2,500円  (お薦めの本です。)

気分障害という病気を「うつ」と「躁」の両面から説明している、本来の意味での教科書的な本です。「うつ」と捉えることの多い病気を「気分障害」と捉えることの重要性について理解できます。

目次紹介   「 「うつ」と「躁」の教科書 」

第1章       「うつ」「躁」とは何か・・・気分障害という病気について

第2章       「性格の問題」とされがちな軽症の気分障害

第3章       大うつ病、双極T型障害(躁うつ病)、双極U型障害

第4章       小児期・思春期の「うつ」と「躁」

第5章       「うつ」「躁」に伴うさまざまな障害

第6章       夫婦・家族関係と「うつ」「躁」

第7章       うつ病の精神療法

第8章       うつ病の薬物療法

第9章       双極性障害の治療法

第10章 「うつ」「躁」に効く天然物質と代替療法

第11章 患者自身にできること

第12章 21世紀の診断と治療

 

「うつ病」  メイヨー・クリニック   法研   1,600円

  アメリカのメイヨー・クリニック発行の「MAYO CLINIC ON DEPRESSION」の日本語版です。 精神医療の先進国の医療機関が書いた本として、やはり日本の同類の本とは違います。患者・家族の関心に沿った内容という印象があり、どこか安心感を覚えます。

 

・「 道しるべ 」 (平成16年3月)   東京つくし会(東京都精神障害者家族会連合会):編集   東京都健康局:発行  

1.相談・医療、2.東京都立精神保健福祉センター、3.地域生活支援施策、4.福祉制度・施策5.就労関係。事業、6.関係団体、7.保健所・区市町村窓口一覧      この冊子の申し込みは、500円分の切手を同封して次の申し込み先へ。   

110-0004  台東区下谷1−6−7 チェリーテラス下谷401号室   「東京つくし会」まで   TEL/Fax 03−3842−7097

 

・「精神障害者が使える 福祉制度のてびき 2004」   (財)全国精神障害者家族会連合会   1,800円(送料別:50円)

 TEL 03−5828−1969 FAX 03−5828−1968     http:www.zenkaren.or.jp

 

「精神科・神経科 医療機関名簿(付 心療内科)」  東京都立中部総合精神保健福祉センター編  平成14年3月版  880円

   東京都庁の2階?の売店で販売しています。 主に対象にしている病名が記載されているのでこの本を参考にして医療機関を探すことができます。

 

「うつ病は治る」(四訂版)   渡辺 昌祐   保健同人社   1,980円

   「教科書」という感じの百科事典的な本で、改訂を重ねています!  これを読めば講演ができる?・・・「読めれば」の話。

 

「うつ病を体験した精神科医の処方せん  医師として、患者として、支援者として 蟻塚 亮二  大月書店  1,500円

  自らがうつ病を体験し、また診療にたずさわった精神科医として多くの一般書には無い説得力と滋味溢れる内容が書かれています。

 

「うつ病  私の出会った患者さん」   樋口 輝彦、不安・抑うつ臨床研究会編   日本評論社   1,800円

 患者さんの症状は一人一人違います。対処法、治療法も個別のケースに合わせて違います。医師がどのように治療するのか、多くのケースが扱われています。

 

「躁うつ病とつきあう」   加藤 忠史   日本評論社   1,500円

 著者はHPの「躁うつ病のホームページ」の作者。 躁うつ病に関する一般書がないだけに貴重な本です。

 

・「躁うつ病を生きる」    ケイ・ジャミソン   (田中啓子:訳)   新曜社   2,400円

 著者の自伝としての作品。一般書ではありませんが、学ぶことが多い。ただし、「鵜呑み」はしないように。あくまでも、この人の場合として読むことが必要です。

 

「うつ病患者と家族の支援ガイド  精神科医の診療最前線」  大阪精神神経科診療所協会うつ病診療研究グループ   プリメド社   2,700円

 Q&Aにどのように答えるか、という形式で専門職に指針を示しています。この本はかなり役に立つという印象です。

 

「うつ・躁回復ワークブック」   メアリー・E・コップランド  訳:松浦秀明   保健同人社   1,800円

 「自分で記入し、自己コントロールするためのプログラム」  回復期に再発予防を考えるための本です。

 

・「「うつ」からの社会復帰ガイド」   うつ・気分障害協会編   岩波アクティブ新書   740円

 直接的にはうつ病で休職中の会社員を対象とした職場復帰対策プログラムの経験をもとに書かれています。

 

「うつを生かす −うつ病の認知療法―」   大野 裕   星和書店   2,330円

 私は書名の「うつを生かす」という言葉が好きです.。私は「回復する」のではなく、「再生する」のだと思います。前半は解説、後半は実践となります。

 

「うつと不安の認知療法練習帳」   デニス・グリーンバーガー、クリスティーン・A・パデスキー   訳者省略   創元社   1,800円

 今や、この治療法はうつ病だけでなく様々なこころの問題の解決に有効であることが分かっています。その本格的なワークブックです。セルフヘルプできるようにが目標の本です。姉妹本で「・・・・・・ガイドブック」がありますが、こちらは治療者向きの本です。

 

・「こころの病気の治療がわかる本」   平山 正実   法研   1,500円

 精神疾患についての説明から、治療法、入院、リハビリ、社会制度まで網羅して書かれています。「全体が見える」という意味で貴重な本ですが、個々の説明が紙数の関係で薄くなるのは止むを得ないところです。「リボーン(再生)の会」の今井さんに教えていただきました。

 

・「ぐるぐる思考よ、さようなら」   野村 総一郎   文春ネスコ(文藝春秋)   1,400円

 樋口医師と並ぶ「双璧」の野村さんの本。 未読。 解説書ではないので内容を確認してから買おう。

 「要は「悩みは多い」のではない。ぐるぐる同じところを回っているのが問題なのである。」・・・とのこと。

 

DSM-W-TR  精神疾患の診断と分類の手引き」   医学書院   3,800円

 統計部分を除いた縮刷版となります。専門職が使用するものなので、個人として購入するよりはグループ向けでしょう。

 

「気分障害の治療ガイドライン」(「精神科治療学 Vol.17 増刊号」)   星和書店   5,900円!

 こんな本は難しくて読めない・・・精神科医対象の本。 医師はこれぐらいは読んで欲しい。DSM-Wという診断基準=共通言語で治療を語って欲しい。その先駆けかとなるか。

 

・「双極性障害の治療スタンダード」   樋口 輝彦、神庭 重信 編   星和書店   3,600円

 上記と同じく精神科医を対象とした本です。双極性障害(躁うつ病)に関する一般書がほとんど無い現状では、このような難しい本でも貴重な情報源となります。

 

「うつ病の病態生理と診断・治療」   樋口 輝彦・本橋 伸高   真興交易医書出版部   1,800円

 記憶では、DSM-Wにそって記述してある・・・と思う。

 

「お金で悩まないこころの治療生活  はじめての社会保障制度活用マニュアル  井ノ瀬 珠美   飛鳥新社   1,300円

精神疾患の回復までには時間じゃない月日がかかる、そしてお金もかかる。「32条」知ってますか? 「生活」をどう支えるか・・・患者・家族のための本。 「したたか」に生きたいけれど、「それができない病気」とのはざまで悩む私たち。そんな「あなた」の役に立つ本です。

 

「臨床心理士に出会うには」   日本臨床心理士会編   創元社   950円

 「医師との相性」と並んで話題になる「カウンセラーとの相性」・・・難しいですね。

 

「治せる精神科医との出会いかた」   中沢 正夫   朝日選書   1,200円

 エッセイ集という感じ。 噛めば噛むほど滋味が出る。

 

「アディクション  治療相談先・自助グループ全ガイド」  ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)  アスク・ヒューマンケア  3,200円

 「アディクション」って何?・・・自分で調べてください。 「依存」と「嗜癖」は同じですか?

 

「立ち直るための心理療法」   矢幡 洋   ちくま新書   680円

 「トラウマ理論をぶっとばせ。トラウマのせいにしても問題は解決しない。人間が本来持っている力に着目した心理療法。」・・・が、あるそうです。

 

 

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