「暖炉の会」
のホームページ

あなたは人目の訪問者です。

                                                  

☆☆☆ 定例 ミーティングのお知らせ ☆☆☆   

「うつ病」「躁うつ病」(「パニック障害」)などの病気を国際的には「気分障害(Mood Disorders)」といいます。

本来これらの病気で問題になるのは人間の生活のうえでの「気分」の障害にすぎず、人間全体としての人格や精神に関す

る障害ではありません。また、「こころの風邪」という表現をされますが、「こころの病」ではありません。こころを病んでいる

のではなく、脳で生じている機能障害であり、普通の病気です。このことは患者である(あった)あなた自身がよくご承知

のことと思います。自助グループスタイルのミーティングの定例開催を呼び掛けています。

この病気の「分かち合い・ときはなち」をメインとするミーティングが「社会資源」として求められているからです。

(専門職主導ではない、気分障害という病気の本来の意味でのセルフ・ヘルプ・グループ 作りを呼び掛けています。)

 

      開催日: 毎月、第二日曜日  午後2時〜4時くらいまで  (注意!:日曜日に変更しました。)

      7月は12日(日)です。会場は4階・「403企画室」です。

8月は 9日(日)です。会場は4階・「403企画室」です。

 

   場 所: 「台東区生涯学習センター」 の貸し会議施設を利用しています。

         台東区西浅草3−25−16       

 

          会場は固定できませんので、1階の案内表示板で確認してください。

          事前の参加連絡は必要ありません。    参加費は300円以下です。(会場使用代として)

 

               会場施設地図                 ミーティングのルール

 

  なお、ミーティングはそれ自体がストレスですので回復途上の患者さんが参加するにあたっては無理をしないようにお願いします。

参加対象と考えているのは、「回復期」の患者さん、慢性状態の患者さん、再発予防対策の体験者、軽症の患者さんなどです。

基本的に「症状が悪化しないこと」が重要です。

「休養期」の患者さんはエネルギーが充分回復してから参加することを勧めます。(医師に相談することを勧めます。)

 

問合せメールは「sakamoto2001@hotmail.com」までお願いします。

電話・FAXは、044−833−4042まで、夜間に。昼間は留守電・FAXです。

 

    統合失調症(精神分裂病)の患者さんを主体にした患者会は各地にありますが、気分障害は「こころの風邪」と言われる「うつ病」の

患者さんが多い別の病気です。社会情勢を反映してか、最近増えている病気です。「うつ病」などの患者さんを対象にしたミーティング

の場が求められています。 「パニック障害」は診断基準上は単独の分類なのですが、うつ病と不安障害が重なったものだとイメージ

しています。

現在、千葉県、神奈川県には気分障害の公開ミーティングを行う自助グループがありますが、残念ながら東京にはありません。

 

そこで、東京においても気分障害の患者さんを対象にした公開ミーティングを開催することとしました。このミーティングでの「出会い」

から、新たなミーティング・自助グループが生まれてくれたらいいなと思います。2003年6月から開催しています。

 

当会及びこのミーティングは宗教、政治、営利目的などとは一切関係ありません。

 

気分障害のミーティングは治療が目的ではありません。いわゆる集団精神療法としての有効性は立証されていないようです。

「患者としての生きづらさ」を改善する場,QOL(人生の質・日常生活の質)を高める場くらいに考えてください。

自分の体験を話すことによって自分を開放する、参加者の話を聞くことによって自分だけではない・仲間を発見すること、自分に有益

な情報を得ること。重要なことは「わかちあい」と「ときはなち」です。

参加することで自分にとって有益な何かを発見し、持ち帰っていただけたらと思います。

(回復期の患者さんがミーティングに参加することで、自分の病気体験を振り返り、学習し、再発予防対策として利用することは「有

効」だと、個人的には思います。)

 

「参加受付」はしません。=ミーティング参加者の個人情報は取得・記録しません。

匿名性について最初は消極的でしたが、今は積極的に配慮しています。ペンネームを用意してください。

 

気分障害という病気は脳の中で起きている病気です。それはまったく普通の病気と同じです。回復するためには「脳を休ませる」ことが

必要です。  「気分障害が回復に向かい始めた時期は、できれば人との接触やイベントを避けるほうが望ましい。こういったことは、

怒りや罪悪感や不安や心配といった激しい感情を巻き起こしがちだからである。・・・このような感情は脳内で悪い生化学的変化を

引き起こし、再発のもとになったり、そこまでいかなくとも回復を難しくしたりする。」 「「うつ」と「躁」の教科書」p.280から

 

 

    (下記の2件は社会資源の紹介です。)

(精神疾患にかかわる相談などは何でも東京都立中部総合精神保健福祉センターへ。 TEL:03−3302−7711)

(緊急に入院が必要な場合は24時間対応の 03−5272−0303(東京都保健医療情報センター)へ連絡を)

 

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以下、療養に有益な?情報提供と、気分障害の自助グループ活動を提起・支援する情報提供と意見表明などのスペースです。

この「暖炉の会」のホームページでは、

@    気分障害の療養に有益と思われる情報提供(専門的ではありません)・社会資源の紹介をしています。根気良く見ていただいて、

あなたがあなたの病気療養や復職(社会復帰)、人生に有益な資源が発見できれば・・・と考えています。

A気分障害の当事者活動=当事者ミーティング・自助グループ(セルフ・ヘルプ・グループ)活動を提案して呼び掛けています。

 

   朗報:先日、たまたま「東京都立中部総合精神保健福祉センター」のHPを開いて発見しました。

「うつ病」(神経症を含む)で休職している人を対象にした「リハビリ・プログラム」を開始するそうです。

これまでのいわゆる「デイケア」等では、内容や負荷が軽すぎて職場復帰に焦点を当てた「現実的なリハビリ」ができませんでした。

公的機関でこうした「リハビリ・プログラム」を実施することは大変大きな意義があるものと考えます。こうしたプログラムが各地に拡

がることを期待します。  上記のセンターのリンクからどうぞ。

平成18年1月から就労に向けたプログラムをリニューアルしたそうです。躁うつ病の方には別メニューがあります。

センターのワーキング・プログラムのページにリンクを貼っておきます。 「こちら」で。

     

このホームページは基本的に著作権フリーです。当事者活動の主旨に反しない限り自由に使ってください。リンクもフリーです。

(ただし悪用禁止でお願いします) このHPは一応完成していますが、常に追加・修正をして永遠に未完成でもあります。

 

「休養期」の方がこのHPを一気に読むことは負担になってしまうだろうと推測します。脳を休ませることが休養のポイントですから。

本を読むことができるようになるまでは、リラックスして休養に専念してください。いたずらに知識を求めることが有益とは思えないか

らです。療養・回復の段階によっては、知らなくても良いこと・知らないほうが良いことが実際にあります。「混乱」に陥ると結果的に療養

期間が長くなるだけです。病状が重い時期には治療・休養に専念して、ある程度エネルギーが回復してから、(「うつ病」に関する本は多

いですから)病気に関する基本的な知識を学び、適切な?「病気の受容」をして、症状の回復の段階に応じてこのHPを読むようにして

いただければ良いと思います。

 

このホームページの作成にあたってはできるだけ作者の主観・意見を記述しない=経験主義の押し付けを排するという方針です。

しかし、結局「自分が学んだこと・経験したこと」が基礎になって、その範囲でしか作成できないし、どうしても個人的な意見が反映されて

しまいます。そのことを考慮に入れながらこのHPを読んでいただきたいと思います。

 

同じ病気の患者であっても、それぞれの病気体験というものはきわめて「個人的な」ものです。ケース・バイ・ケース、本当に千差万別

    なものです。このHPに記述されていることは、一般の情報と同じようにご自分の責任において無用なもの、有用なものを収拾選択して

    活かしてください。気分障害(うつ病、躁うつ病)に関する以外の本からも参考にするために多くの引用をしています。それらの文章はそ

の中からあなたにとって有益なことがあれば・・・それを読み取り、「換骨奪胎」して療養に活かしていただければと思います。

(繰り返しになりますが、知らなければならないことは知らなければなりません。しかし、「知ること」=「治る、早く治る」ことではありません。

脳に過重な負担をかけると療養期間の長期化、「再燃」の危険性が大きくなるだけです。病気療養を行う中でパワーゲームに陥らないよ

うに注意してください。)

 

また、いわゆる一般書に書いてあることをこのHPに書くことは意図していません。(「著作権」の問題もありますが)むしろ、書かれて

いないことを書くことにこのHPの意味がある・・・そんなイメージでいます。病気についての基本的・一般的な事柄は「一般書」を読んで

学んでください。図書館、書店に無い場合は「ネット通販」を利用して購入するのが便利です。

 

療養生活の中で困ったことに「情報が少ない」「利用できる社会資源が無い」という経験があります。その体験がこのHPを作成する

    原動力になっています。現時点では、「情報は少ないより多い方が良い。信頼性よりも情報量が必要。」・・・だと判断しています。

HPの記述が、正確でない、間違っている、抜けている、迷惑だ、不足だ、過剰だ、と色々あると思います。それは是非指摘してください。

    

     たまたま読んだ本の中から、ある精神科医の意見を紹介します。

     「うつ病専門のデイケア、セルフヘルプグループ、心理教育、グループワークなどの必要性は医療側としては観念としてはわかるものの、

    それが実行に移されてこなかった理由としては、診療報酬の問題のみならず、「うつ病軽視」、「うつ病は薬で治る」との錯覚がわれわれに

あったからではないか。

 うつ病は「心の風邪」という標語を普及させるために努力された先達の営為により、うつ病が身近なものになったことは否定しないが、

その後の医療界や社会全体が、「たかが風邪」扱いしてうつ病を軽視してきた面も否めないと思う。そのことがうつ病の「いらぬ遷延化」

を招いた一因でもあろう。行政も企業も地域も個人も医療も、うつ病に対する認識を変えなければならないと思う。

うつ病は「風邪」ではなく「肺炎」だ。」 (「うつ病を体験した精神科医の処方せん」 蟻塚亮二:大月書店)

 

   気分障害の簡単な分類と説明

     ここでは、気分障害という病気についてイメージを持っていただくために概要を記述します。エピソードと診断基準については「診断基準

   について」の項目をお読みください。なお、「うつ状態・抑うつ症状」は「うつ病」だけに現れる症状ではありませんので、注意してください。

     気分障害という病気には大きく「単極性障害」と「双極性障害」があります。薬物療法に使用する薬物の種類が違うので、この区別は

    重要です。

 

    単極性障害

     「単極性躁病」・・・「躁病エピソード」だけが現れるもので、非常に数が少ない。

「単極性うつ病」・・・「うつ状態」だけが現れるものです。最初はうつ状態だけが出現して「うつ病」として治療を進める中で「躁状態」

(「双極性障害」)が出現することがあるので、気分障害として把握することが賢明だと考えます。

       大うつ病(Major Depression)・・・重いうつ病・うつ状態(大うつ病エピソード)。いわゆる「うつ病」と言われるものはこれを指しています。

       気分変調症・・・軽いが慢性的なうつ病・うつ状態。軽いので本人も周囲の人も病気だと認識できないことが多い。そのため、医療機

関を利用して治療することが少なく、結果的に人生の質を低くしていることがある。

       その他

 

    双極性障害

     「双極T型障害」・・・「躁病エピソード」と「大うつ病エピソード」の両方が現れる。いわゆる「躁うつ病」です。混合して現れることもあります。

     「双極U型障害」・・・「軽躁病エピソード」と「大うつ病エピソード」が現れる。躁状態が軽いので「うつ病」と誤認・誤診されやすい。

     「気分循環症」・・・軽い躁状態の時期と、軽い抑うつ症状の時期とが交互に、または同時に現れます。

     その他

 

○社会資源としての患者会ミーティング・家族セミナーの紹介

 

 ○気分障害の専門病棟、リハビリ・プログラム、復職支援の社会資源など。

本当に「ささやか」な・・・情報量ですが。

 

○診断基準について(「気分障害」という病気について=共通の言語を獲得するために)

(「エピソード」と診断基準の紹介・説明です。)

 

○社会資源の紹介

 

○セルフヘルプグループ(SHG)=自助グループの説明

(現状ではSHG関係者、福祉関係者だけしか認識を持っていません。今や社会の常識でなければいけない、セルフヘルプグループ。

その簡単な説明を「広く」考えて紹介しています。人が社会を生きる営みのなかで必然的に創造する、「生きづらさ」を改善する知恵。

同じような体験や問題を持っている人同士が自主的に集い、相互に助け合う。そこでは体験・気持ち・情報の「わかちあい」が行われ、

新しい生き方が生まれています。)

 

 ○重要:気分障害の当事者活動と「双極性U型」の躁うつ病について。「うつ病」ではなく「気分障害」として把握することの重要性。

(双極性障害の患者さんが漫然と抗うつ薬の使用を続けると、将来治療に困難が生じる可能性がある。また、「うつ病」だと診断され

ている人の中には、実は(双極U型の)「躁うつ病」である可能性があるので注意をする必要があります。)

 

    ○上記の項目に関連した体験談(メール)を紹介します。貴重な内容だったので紹介することにしました。

(「双極性障害U型」について、海外在住の方から体験談のメールをいただきました。基本的に体験談をHPに掲載するという                

ことは「やらない」方針なのです。「体験」というものは極めて個人的なものですから、「誤解」されてしまうことを避けるためです。

しかし、このメールの内容は例外として掲載する意味があると判断しました。)

 

○「睡眠」の必要性と睡眠薬

 

○しなやかな心で病気と向き合う・・・病気の受容(受け入れ)と治療環境の構築

(自分の病気を適切に受け入れて「しなやかに病気と向き合う」ことは療養の出発点と言えるし、非常に重要だと思います。)

 

「病気の受容・その2・・・慢性疾患の例(糖尿病)から学ぶ」・・・病気であることがなかなか受容できない人のために。

(病気を受け入れる心理的過程。何故自分の病気について理解しようとしないのか。参考事例。)

 

○参考図書(個人的なおすすめ)

  

     ○パニック障害の診断基準について

 

気分障害{「うつ病」「躁うつ病」「パニック障害」}の説明をしているHP

 

    抑うつ評価尺度 

「早期発見・早期治療」のために。受診を「ためらわない」でください。また、療養中の方はこれを利用して回復の目安にしてください。 病状管理、生活管理、再発予防のために。

 

厚生労働省のHPから(国の施策など)

「職場復帰支援の手引き」を追加しました。

 

○パニック障害の全国団体をネット上で2団体発見しました。

内容については確認していません。)

  

○「回復モデル」は「慢性疾患モデル」

(私達はついつい病気になった原因を考えてしまいますが、(休養期の)回復のためには有益ではないと言われています。)

 

    ○「精神障害者」・・・?

      回復期に入って公的な社会資源などを利用しようと考えたときに、対象が「精神障害者」となっていることに戸惑いや違和感を

      覚えることがあります。私達は精神疾患の患者であるという認識はあるのですが、自分が「障害者」だという認識はありません。

      「うつ病は治る」と多くの一般書に書かれているし、「障害者」という言葉が持つ固定的なイメージにズレを感じます。それでは、

      どうなのか。結論としては、「気にしなくて良い」ので有益なものは積極的に利用しようとなります。

      「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)」の第5条では、「この法律で「精神障害者」とは、精神分裂病、

精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有する者をいう。」となっています。

法律上・行政上は、「精神疾患を有する者」はすべて精神保健福祉の対象になるということです。事実上「統合失調症」を対象に

した施策やプログラムがほとんどですが、最近は「うつ病」を対象にしたものも生まれてきました。

参考のために長野県精神保健福祉センターのHPから「精神障害者の理解のために」というページを紹介します。

 http://www.pref.nagano.jp/xeisei/withyou/handbook-pdf/chapter1.pdf

 

 

△心理療法について(作成途中)

(うつ病患者の7割が薬物治療で、精神療法を加えて9割が回復し、残り1割が長引くと言われているそうです。

これがどこから出たデータなのかは不明です。)          

 

○認知行動療法について

 

○「防衛機制」と心理的危機を乗り越える過程

(防衛を目的とする心の働き。意識することで、不安、不快、苦痛や罪悪感、恥などを体験するような欲求や衝動を意識から 追い払う

無意識的な心の働き。)

 

 ○全国のクリアリングハウスの紹介

SHGの設立や活動を支援する組織です。

 

○「EA」のミーティング・ガイド(イエロー・パンフレット)の紹介

感情・情緒問題を改善しようとする人達のミーティング・グループです。「AA」の手法を用いています。その内容は「叡智」にあふれ、感

動さえ覚えます。

  

「情報掲示板」 ←情報だけに限定してください。

 

「交流・相談」 ←別に用意したHPに移動します。

 

セルフヘルプグループについて

(こちらは専門職・援助職のテキスト内でのSHGの説明の紹介です。このように認識されている・・・のかな?)

 

○「エンパワーメント」と関連概念

(世界中の社会の広い分野で大きな影響を与えている概念です。ここでは基本的に福祉の分野での考え方の説明です。

社会的に不利な状況に置かれた人々のハンディキヤップやマイナス面に着目して援助するのではなく、人々が本来持っている長所

・力・強さに着目してみずから自分の能力や長所に気づき、自信を持ち、ニーズを満たすべく主体的に取り組めるようになることを目指す理念。)

 

      ○「家族教室・心理教育」

(各都道府県で、行政でなくてもいいから気分障害の心理教育を行う「家族セミナー」「当事者セミナー」を定例開催して欲しいものです。 

 家族教室を行うことによって学習して交流することは家族にとっても患者にとっても非常に有効だと言われています。

 

    「家族メンバーの一人に精神疾患が発生したとき・・・一時は家族ぐるみで、悲哀、否認、ショックなどに見舞われようとも、適切な病気の

説明などにより、家族のほうが本人よりも早く精神的に立ち直られるのが普通である。つまり、家族には本来、復元力があり、家族の回復

は患者の回復よりも時期的に早い。そして、家族と本人の精神的回復に時間差はあるものの、家族の早い回復によってこそ、患者さんは

安心して回復できるのである。患者さんの回復には家族の精神的な回復や、治療への理解が欠かせない。

    これとは逆に、家族レベルで病気を受容しきれなくてくすぶり続け、時に家族として病気を否定したりすると、患者さんの回復は遅れるどころか、自らの病気も受け入れられず薬も飲まない(飲めない)状況に放置される。これが一番不幸な事態だ。」(「うつ病を体験した精神科医の処方せん」蟻塚亮二:大月書店))

 

 

        「うつ状態」に関連する自助グループなどの仲間の紹介(準備中)

(今は「うつ状態」と「うつ病」の境界は無いと認識されているようです。「うつ状態」の症状が悪化すれば「うつ病」としての治療が必要に

なります。他の疾患との併発である場合や、背景にいわゆるアディクション(嗜癖)・トラウマなどがある場合は経過が長くなるようです。)

 

○問題意識と呼びかけ

 

○ミーティング会場で配布するアンケート用紙

 

LINK(・・・?)(準備中。意味が無い。)

 

「雑感日記帳」の部屋

別のHPに用意した、スタッフの部屋です。

 

 

患者自身にできること 」・・・「「うつ」と「躁」の教科書」( 紀伊国屋書店 )の同名の第11章が非常に有益なので紹介します。

医学的治療や精神療法が始まったあと、患者本人が回復に向けてできることはたくさんある。

 

1.気分障害とその治療法についてできるかぎり学習すること。家族にも勉強するように頼むこと

 うつ病や躁うつ病の患者にとって、いちばんの武器は知識である。自分の病気について学ばなければならない。その最大

の理由は、気分障害という病気が、患者が自分自身について、自分の人生について、自分の未来について正しく把握する能力を

損ないがちな性質のものだからである。患者が、自身の病気から生じてくる、わかりにくい無数の症状について知識を蓄え

れば、この病気との戦いで敵の囚われの身となる可能性はぐっと低くなる。・・・

2.食事のほかにサプリメントを加える。

サプリメントを検討したことのない人は、気分障害の治療における各天然物質の有効性についてそれぞれの科学的証拠を

第10章に概説しているので、そちらを参照してほしい。

注意:うつ病と思われる状態をサプリメントで治そうとしてはならない。

必要な検査を行い、医師と相談しながら行うこと。・・・。(自分勝手に行ってはいけない。)

3.食事を変える。

炭水化物の多い食事を取ったあとに不安や苛立ちに襲われる人や、うつ病のときに甘い物を食べ過ぎて体重が増える人には、

食事の取り方を変えることをとくに勧めたい。・・・。

4.気分を安定させるための注意事項

気分障害、とくに双極性障害に苦しんでいる人は、できるかぎり規則正しく、仕事や睡眠や食事や運動や社交を行うようにする

べきである。このなかでおそらくいちばん大事なのは睡眠で、毎日だいたい同じ時間にベッドに入り、同じ時間に起きるようにする。

週末にもこの時間を守る。双極性障害の治療を受けているときに、睡眠時間を削って一日のうちにいろいろなこと

をしようとすると、躁病エピソードを引き起こしたり、悪化させたりする。寝過ぎはうつ病を悪化させることがある。

気分障害が回復に向かい始めた時期は、できれば人との接触やイベントを避けるほうが望ましい。こういったことは、怒り

や罪悪感や不安や心配といった激しい感情を巻き起こしがちだからである。セラピーの中で引き出される強い感情でさえ例外

ではない。このような感情は脳内で悪い生化学的変化を引き起こし、再発のもとになったり、そこまでいかなくとも回復を難し

くしたりする。患者へのストレス軽減という意味で、家庭への啓蒙とカウンセリングはいっそう大切になる。双極性障害の患者

の症状への対応の仕方を学んだ家族は、患者との間に激しい情動的軋轢(あつれき)を生むことが少なくなり、結果として再発

を防げる。・・・

5.双極性障害では、毎日の気分と活動、重要な出来事の記録をつける。

(このHPの作者注:「うつ病」も同じです。睡眠の状態、服薬(量まで)の記録、認知の変化・気付きなどまで記入すること。)

6.積極的に活動したほうが良い場合もある。

中程度より軽いうつ病や非定型のうつ病では、あまりしたくないと思っている活動(運動、友達との外出、家の雑用、仕事上のプロジェクトなどに)に、あえて取り組んでみると良い。無理しないこと。楽しめても、楽しめなくても現状把握になる。・・・

7.定期的に運動をする。

軽症の単極性うつ病では、定期的な運動が抗うつ効果を発揮することが科学的に証明されている。・・・

8.意識をそらしてやりすごす。・・・自分の中に不快な思考や感情があることを認め、それがうつ病の症状であると考えられ

るようになったら、少ずつ、意識の焦点を他に移していくことを試みる。・・・

9.ストレス軽減法を学ぶ。

10.患者たちで作るサポートグループに参加する。    

                       

以上

(個人的意見を書かせていただきます。

     学習のすすめ

     気分障害の患者さんはうつ病相の回復期において、いまだに症状が残っている間は自分の病気について関心を持つことができます。

しかし、多くの人が症状が消失すると同時に病気に関する関心も消失してしまいます。実際、「消えてしまう」のです。それぞれの患者

さんの人生の目標や当面する課題に「戻ってゆく」のです。これは問題があると思うのですが、それが健全なのかもしれません。

ですから、この短い期間(?)を的確に捉えて医療関係者および周囲の関係者が患者本人に気分障害という病気について学習をさ

せること・促すことが非常に重要だと考えます。「この時期」がポイントです。以後の人生のQOLに関わると言えるでしょう。

      単極性うつ病の再発率は50%を超えているといわれます。双極性障害の再発率はそれ以上になります。再発すればするほど再発

が高くなるといわれています。気分障害という病気の実態は、「克服する」「打ち勝つ」という表現は不適切だと思います。実際、よ

言われるのは「付き合い方を学ぶ」ことの重要性です。気分障害という病気の「エピソード」そのものはもちろんいつかは終息します。

しかし、再発率が高いですから再発を予防することや療養のポイントなどについて学習することが必要なのです。そのための意欲が維持

できる時期・期間が限られているのでタイミングよく学習へ導くことが重要だと考えます。

   表現が適切ではないかもしれませんが、「慢性疾患」と認識することが有効ではないかと考えます。それは、原因治療ができない、ほ

とんど生涯にわたって自己コントロールを必要とする・・・という意味です。例えば「糖尿病」です。(「生活習慣病」という表現は適切では

ないと思います。)糖尿病の療養において重要なことは何か・・・それは患者自身が「学ぶ」ことです。血糖値の自己管理を継続して人

生のQOLを維持して生きるのか、それとも合併症を併発して悲惨な人生を送るのか・・・選択の余地はありません。「糖尿病教室」が開

催されるのはこうした背景があります。

 気分障害という病気は、病気について学習しない、または間違って学習してしまうと適切な療養ができなくて慢性化したり悪化してしまう

こともあると思います。精神疾患について知識が無いことから、「専門的なことは医師におまかせ」と考えがちですが、実は初歩的なことを

私たちは知らないだけなのです。

 

自己管理能力が極端に失われてしまう病気ですが、療養によって回復して

 

 新たに慢性疾患を発病させないこと。自己管理能力の極端な低下   自殺や支援体制の崩壊に次いで注意すべき重要なこと

  患者さんの療養・回復を困難にする  QOLを低下させてしまう

 

 気分障害という病気の患者として生きる・・・「スキル」知識+ツール+体験+支援+資源

 

(個人的意見を書かせていただきます。

統合失調症については全国に組織されている家族会により、あるいは行政やボランティア団体などにより「家族教室」が行われて

います。それでは「躁うつ病」はどうかと言うと、たまに開かれる「うつ病」の講演会、「こころの病」「うつ病」についての本の中で一部触

れられる程度ではないでしょうか。患者、家族が読んで役に立ちそうな本が非常に数が少ないのが現状です。

日本社会の中に「躁うつ病」についての情報が非常に少ないのです。そのことによる悲惨なことが多すぎると思います。

私はこの間のミーティング活動を通して、「躁うつ病(双極性障害)」の家族と患者の「心理教育」(これは専門用語で、要するに病気に

ついての知識と注意点を学ぶこと。)が非常に切実だなと感じました。この必要性はいわゆる「うつ病」(単極性うつ病)よりもはるかに大き

いと思います。

私の印象では、いわゆる「うつ病」というのは「うつ状態」という広すぎる裾野、曖昧さを持っているという意味での難しさがあるが、

「躁うつ病(双極性障害)」については治療法がある程度確定されており、「再発」についても服薬の継続、自己コントロール(ストレ

ス対処など)について学習しておくこと、再発しても患者・家族・関係者が対処法を打ち合わせておけばあまり混乱することなく対応

することが可能だと思うのです。つまりこの病気についての知識の有無でQOL(人生の質)に大きく差が出てしまうのです。

もちろん、適切に対応するためにはこの病気について基本的なことを学習しておかなければなりません。)

この病気は学習することによる有利な面が非常に大きいのに、その反面、知識が無いことによる不利な面が非常に大きい

という印象を私は受けます。 社会の中に双極性障害(というよりは気分障害)についての知識が普及されることが求められて

いるのです。

(採算が取れなければ出版や情報の提供ができない、というシステムは改善が必要だと思います。病気についての情報というものは公共

性が高く、また切実ですから、こうした「情報の享受」が権利として保障されることが必要だと考えます。その具体的な方策が検討されること

を希望します。)このHPは当事者活動を呼びかけていますが、順序としては家族会(学習・交流・その他)が先行するのが論理的

には妥当だと考えます。要するに、家族も当事者も「必要な・基本的な学習を行い、病気との付き合い方を考え、人生の質を高めて生きよ

う」なのです。

気分障害のエピソードそのものはほとんどいつかは終息します。多くの場合回復してしまえば本人(患者)は病気体験を忘れたように生

  きます。家族も家族会に参加する必要はなくなります。しかし、気分障害の家族会が恒常的に存在することが必要なことは明らかです。

 「家族メンバーの一人に精神疾患が発生したとき・・・一時は家族ぐるみで、悲哀、否認、ショックなどに見舞われようとも、適切な病気の説明などにより、家族のほうが本人よりも早く精神的に立ち直られるのが普通である。つまり、家族には本来、復元力があり、家族の回復は患者の回復よりも時期的に早い。そして、家族と本人の精神的回復に時間差はあるものの、家族の早い回復によってこそ、患者さんは

安心して回復できるのである。患者さんの回復には家族の精神的な回復や、治療への理解が欠かせない。

 これとは逆に、家族レベルで病気を受容しきれなくてくすぶり続け、時に家族として病気を否定したりすると、患者さんの回復は遅れるど

ころか、自らの病気も受け入れられず薬も飲まない(飲めない)状況に放置される。これが一番不幸な事態だ。」(「うつ病を体験した精神科

医の処方せん」蟻塚亮二:大月書店)

そのために専門職が関わる・支援することも必要です。 こうして家族会の活動が定着していけば、必然的に当事者活動の支援をする方

向に向かうのではないのでしょうか。気分障害の家族会が各都道府県に出来て欲しいと考えています。

・・・以上、この部分は個人的意見でした。)

 

 

「精神保健教育」が必要だ。この1年間、多くの仲間と接してきました。このHPの当初の構想にはなかった項目を追加するのは、また当事

者としての意見の表明は慎重にしたいと思っていますので本当は避けたいので複雑な心境なのですが、必要なことは主張しなければHPの意

味がありません。うつ病の生涯有病率は数年前は10分の1と言われていたのが最近では6分の1と言われています。また、5年連続で自殺

死亡者数が3万人を超えました。その多くがうつ病だろうと言われています。深刻な状況ですが、その対策を「うつ病」に矮小化してはいけ

ないと思います。精神保健・精神疾患に対する知識・認識が日本の社会一般に・・・無いという状況そのものが問題なのだと思います。そこか

ら自殺という問題に現実的な効果が得られる対策が生まれるのだと思います。精神疾患の患者も増えていますし、従来精神医学では取り

上げられなかった嗜癖(アディクション)のケースで苦しむ人も増えています。病識があっても本人の偏見から治療に結び付かない潜在的な

精神疾患の人がかなり存在すると言われています。人間の尊厳が存在しない職場の実態、過剰な仕事のストレス・パワハラ、リストラ、精神

疾患と診断されてもそれをその人なりに適切に受け入れられない、自分の中にある精神病・精神疾患に対する偏見・差別に怯え絶望的にな

る本人、家族が治療的な環境を作らない、どうしたらいいか分からない、社会資源について情報を知らされない、などのことから生じる悲惨な

問題が多すぎます。(診断基準から消えた)神経症、人格障害、さまざまな嗜癖(アディクション)、ACなどから生まれる「うつ状態」の「うつ病

化」。軽症でも症状として現れる自殺衝動。そして、いわゆる、「心理教育」の場でも「精神保健」について取り上げないのでは不十分です。うつ

病の背景には多くの要因と経路がありすぎますから。

人が生きることの質を高める(QOL)ための常識としても広く普及されることが求められています。

ただし、国定教育の中に「精神保健教育」を入れることには不安があります。「企業教育」の国家版を行われてしまう恐れを感じます。

悩ましいことですが、とにかく今、切実に社会の現実は「精神保健のテキスト」を求めています。

 

(さて、回復の方法と同じで原因を考えても空しいと思います。「精神科ユーザー」という言葉がありますが、これが日本では実体が無い。

または弱いことが課題なのだろうと思います。)

 

「日本の精神医学は、統合失調症に対する研究がさかんです。私たち医師も、大学時代、研修医のときと、実習は統合失調症の患者さん

を診ることが主体で、その他の疾患の患者さんに対する経験は診療の現場に立たなければできないのが現実です。欧米では、神経症圏

の患者さんを診る体制が確立しており、日本に比べれば精神科の開業医もずっと多くいます。

なぜ日本の精神医学は統合失調症に対する研究、教育体制を重視するのかというと、それは一種の国策のようなものだからです。一部に

反社会的行為に走るケースがあり、また、家族の負担が大きいという社会的な問題を重視する政府の要請により、現在の日本の精神医学

教育体制ができているのではないかと考えます。」

(「精神科に行く前に読む本」  早坂 繁幸  KKベストセラーズ  P174〜P175から、一部修正しています。)

 

注意:「迷信」について。うつ病に関する一般書の中にはこの病気になる人は社会的に望ましい人間像として描かれることが多い。確かに

実際にそうなのですが、中には一部に「問題がある人」が存在します。これらの人たちはミーティングにはほとんど興味を示さないのです

が、中にはミーティング活動等に積極的に関わるケースがあります。)

 

○「患者会ストレス症候群」について

 

・ 会計報告について ・・・現在、会には財政が無いのでこの項目は内容がありません。

 (2007年に入ってミーティングの参加者が増え、2007年8月には会場使用料が2,700円から1,600円に引き下げられたことから、会場使

用料を主催者が個人的に負担するという状況から脱却しました。小額ですが財政らしいものが増えつつあるので、今後用途について話し合っ

ていきたいと考えています。)

 

 

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