ア行の石
アイオライト 多色性のある青〜すみれ色が特徴の宝石で、 見る方向によって色の濃さが変化する効果が楽しいです。 マグネシウムとアルミニウムの珪酸塩鉱物。 その水のような性質から別名ウォーターサファイアと呼ばれる。 菫青石の青色の金は不純物の鉄と酸素イオン間との電荷移動に起因するが、 鉄が少ないと発色しない事があると考えられている。 実際 無色のアイオライトも産出しており、それらは 鉱物名のコーディエライトで呼ばれたりする。


アイドクレース 鉱物名のべスビアナイトで呼ばれる事もある。 非常に多くの産地、亜種がある事で知られ、 それぞれ固有の名前を持っていたりするので収集していて楽しい。 基本的にカルシウムの珪酸塩鉱物で 最も一般的なのはオリーブ色。


アウイン 強く明るい瑠璃色は他の石には無い個性ですね。 ラピスラズリの成分として含まれている事でも知られています。 NaやCaを含む 組成は非常に複雑な珪酸塩鉱物で、 単体鉱物として結晶化するのは極めて稀。 しかも 宝石質としては世界で唯一、 ドイツのアイフェルからのみ産出するという事で。 特に1.0ctを超えるものは破格となる。 フランスの学者 アウイの命名による。

アキシナイト 結晶形が、斧(アックス)の形に似ているので斧石、アキシナイト と命名された。斧石は含まれる鉄、マンガン、マグネシウムの 割合によって、細かい種にわかれるが、一般的に宝石用として 流通するのは鉄斧石らしい。通常、赤褐色〜黄褐色で多色性が 強いのが特徴の石。組成式は非常に複雑な珪酸塩鉱物。

アクアマリン エメラルドと同じベリル一族で海の青色を呈する物をいう。 淡青色が一般的なイメージカラーだが、実は 産地により青緑色〜深い青まで 多様な色合いがある。アクアマリンの色の濃さは 不純物として含まれる鉄の含有量 により決まり、またその鉄のエネルギー状態によって 色相が変わるとされている。 ブラジル、サンタマリアの個性的な濃い青のアクアマリンは 極めて有名ですよね。


アゲート 瑪瑙(Agate)と玉髄(Chalcedony)は
共にSiO2を組成に持つ宝石で水晶の仲間ですが 水晶とは違いアモルファス(潜晶質)であるため、 多孔質で結晶格子の間に不純物が染み込んで容易に着色される性質を持っています。 基本的には玉髄という大きなグループの中で、 縞や苔状、ファイア等のユニークな模様を呈する物を 瑪瑙と区別して呼ぶようです。


アズライト アズライトは銅床でマラカイト等と一緒に産出する 藍色の美しい鉱物。通常は不透明石ですが、ごく稀に 純粋で透明なカット石が得られる。 マラカイトとアズライトは組成もとても近く、 アズライトがマラカイトに変化してしまったなんて事も 実際にあるみたいですね。共生して青と緑が混じった石は アズロマラカイトなんて呼ばれます。

アナテース 以前、同じこのお店で同じ化学式(TiO2)の金紅石(ルチル)のルースを 購入させて頂いていたので、引っぱり出して来て一緒に並べてみました。 何と細かい産地までまったく一緒でしたが、ルース見た目は大きく異なりました。 アナテースの方が明るいオレンジで、ギラギラした分散(ファイア)があります。 どうやら鋭錐石と金紅石は同質異晶の関係なんですね。 鋭錐石の方が遥かにレアで、当然値段も・・・・コレは結構がんばりました^^;。

アパタイト 歯磨き粉でおなじみこのアパタイトですが、 最近は宝飾用としても人気が出始めているみたいですね。 超高価なパライバトルマリンにソックリのParaiba Buleから アウインを思わせるNeon Blueなど色々な色があります。 黄金色の物はAsparagus Stone 緑色のものはMoroxite 等と呼ばれてまた稀少で価値があるそうです。





アフガナイト その名の通りアフガニスタン原産の稀少石。 アフガナイトは半透明の白色ですが、通常ラズライトのインクルージョンにより 美しい青の宝石になります。アフガナイトの白い部分は紫外線長波で オレンジ色に蛍光するので、面白い変色現象が楽しめる石でもあります。


アベンチュリン アベンチュリンは クロム雲母の微小結晶が含まれて半透明緑色になった石英で Power Stoneとして素材屋さんでよく見かけます。 見た目が翡翠に似ているので通称:インド翡翠。 よく見ると胡椒のような粒々が入っているのが特徴的ですね。 記念すべき自作研磨宝石の第一弾。

後に再研磨をして大きさ、形をお直ししました。

アマゾナイト 天河石はカリ長石の1種で マイクロクリン(微斜長石)の亜種です。 水色の発色は鉛イオンによるものだとか。 とにかく名前が素敵ですよね。 是非 天青石や天藍石と並べて飾りたいよな〜 (というくだらない理由で・・・)前からコレクションに加えたかった一品。 この自作活動を始めたきっかけの石の一つですね。


アメジスト 紫色のクォーツ。ありふれた宝石と侮るなかれ。 高貴なそのパープルは他の宝石には見られない色を示してくれます。 ポテンシャルは極めて高い石なのです。




アラゴナイト 霰石はPower Stoneとして市井の石屋さんでも見かける石ですが カット・クオリティの透明結晶は稀です。 組成はCaCO3でカルサイトとは同質異像という関係になります。 UVで蛍光する物があります。


アルマンディン
(ガーネット)
ガーネットに6つある端種の一つだが、 なぜかあまり そのものアルマンディンっていう子は見かけない。 色は暗い赤が一般的で、Pyropeと区別がつけられていないものも 市場に沢山あるのかと思われる。 この手のガーネットは態々鑑定するのもちょっと・・・という感じなんですね。

アレキサンドライト ベリリウムとアルミの酸化鉱物、クリソベリルの変種。 赤色灯により顕著な色変化を示す特徴があり、 その度合いの強い良質の物は稀少で極めて高価。 僅かに含まれる鉄やクロムが発色の要素になっている。

アレキガーネット 青以外の色は全てあるといわれてきた石榴石一族に ついに登場した青を発色し得るガーネット。 1996年にスリランカで発見されたこの石は マンガンとマグネシウムのアルミ珪酸塩鉱物で、 クロムやバナジウムの微成分を発色要素として、アレキサンドライト とソックリの色変化を見せることから、 アレキTypeガーネットと呼ばれている。


アングレサイト 珍しい硫酸塩鉱物の一つ、バライトやセレナイトの仲間で、鉛の硫酸塩鉱物。 それだけで、カットの困難さが想像できる。 イギリスのアングルシー島に由来の名前ですが、 近年モロッコからカット可能な良質の結晶が産出したようで、 市場に登場してきましたね。 部分的に強い黄色が見えたり、屈折率も高いそうでキラキラ。 比重が高く、見た目より重いのも特徴の一つ。

アンチゴライト アンチゴライトはマグネシウムと鉄の 珪酸塩鉱物。サーペンティン(蛇紋石)グループの一種。 このグループには非常に多くの亜種があり、 明確な線引きは難しいようで、産地と特徴から 漠然とした区別がなされているのが現状です。 一時期話題のアスベスト(石綿)とも縁が深いようですね。

アンデシン 斜長石の丁度真ん中に位置するアンデシン。 2002年にコンゴで発見された宝石質の結晶は 長石族では貴重な赤色を示し、 最高品質の石はCherry Redと呼ばれる 橙味の少ない美しい赤を示す。発色の起因は 僅かに含まれるCuだという。 最近は中国産なども登場してC.C.他 色々な種類も見られるようになった。 286番は新宿ショーでGemFranceさんから購入した高級品♪



アンドラダイト
(ガーネット)
色々な割合で成分の混じりあうガーネット族に 6つある端種のうちの一つがこのアンドラダイト。 カルシウムと鉄による灰鉄柘榴石です。 多くは鉄分によって淡緑、淡黄緑(トパゾライト)、褐色を示し、 地味目な感じですが、ごく稀にクロムを含んで ファイアの強いエメラルド・グリーンの美しい物があり、 デマンドイトと呼ばれます。高価です。


アンブリゴナイト アパタイト等と同じ燐酸塩鉱物で、 水酸基とフッ素の含まれる比率により アンブリゴナイトとモンテブラサイト どちらになるかが決まる。 但し、(アパタイトもそうであるように) この水酸基の比率という物はそれ程厳密な 区別をされないのが通常で、 かつてフランスのモンテブラ採石場で大量に産出した モンテブラサイトを特に区別するのが目的らしい。 基本的に淡い色合いのルースになるが、 色相は非常に多彩だったりして、なかなか集めるのが楽しい宝石です。


インカローズ インカの薔薇とは、ロードクロサイト(菱マンガン鉱)の別名。 特にPower Stone系のお店で使われている名前なので、 独特の縞模様を楽しむ不透明系の石を此方に集めます。 566番は自作のルース。研磨したら透明感が出ました。

インディコライト
ブルー トルマリン
パライバトルマリン同様に青系トルマリンの中で 独特の色相を持つ物を特別にインディコライトと呼んでいます。 インディコブルーと呼ばれるその色は、緑味をおびた青で まさに静謐と言いたくなるほどの神秘的な美しさを持っています。

ウィレマイト 珪亜鉛鉱といえば蛍光性の鉱物として 一般的には不透明な原石が流通しているのみですが、 極々稀にルースになり得る透明の結晶が出ます。 Peak2もずっーーーと長いことEbayをWatchしていて やっとこの1個を入手が出来ました。 虎の様な縞模様が入った超個性的な石です。 完全透明な究極の石も存在するらしいので、 継続して探し続けたいです。 また、蛍光性を示さないWillemiteのルースも 稀に見かけますが、これは別種でしょうか?


ウランガラス Ebayで発見した衝撃的な蛍光宝石Uranium glass。 極微量のウランを着色材として加えて造られたガラスです。 凄いものが出てきたものだと思いましたが、 実はアンティーク等でも使われる相当な歴史がある素材なんですね。

ウルフェナイト 極めて珍しい鉛のモリブデン酸塩鉱物。硬度が低く、ボロボロに崩れる性質のため、 カットが難しく、ファセット石が市場に出まわることは非常に少ない。 純粋なモリブデン鉛鉱は無色だが、クロム酸の混入により彩度の高い橙色と 極めて強い分散を示す個性的な美しい宝石となる。 USアリゾナ州、メキシコ、モロッコ等が代表的な産地。


ウンバライト
(ガーネット)
多彩な魅力を見せるガーネット界のシンデレラと呼ばれる石。 全てのガーネットの成分を含む混血児で 組成式は(Mn,Mg,Fe,Ca)3Al2(SiO4)3となります。 それぞれの種の美しさをその一身にあつめ、 赤、紫、ピンクにオレンジを含む色々な色を示します。 マラヤガーネットとの差は・・・微妙です。



エオスフォライト マンガンとアルミニウムの燐酸塩鉱物。 夜明けの光を意味する鉱物名から来るとおり、 薄いオレンジ色が可愛らしい石。 通常インクルージョンが多いので奇麗な石を探すのは困難。

エカナイト 放射性元素、トリウムや微量のウランを含む鉱物で、 僅かに放射線を今も放っています。 この様な放射性鉱物の結晶は、格子構造が破壊されることにより、 鉱物の性質や見た目が変化していく事がある。 この現象をメクタミト化と呼ぶ。


エピドート 有名なタンザナイトやユカナイトの仲間で それらを含んだ緑簾石族というグループを成している。 鉄分の量で名前が変わり、鉄が多いとエピドート、少ないとゾイサイトとなります。

エメラルド キング オブ ベリルといって良いのでは無いでしょうか? クロムやバナジウムを含む事によって、美しい緑を発色した ベリルがエメラルドです。傷の無いエメラルドは・・・の くだりは有名ですね。傷つきやすく、それゆえに高価。 またそれゆえに、含浸処理なども往行しています。 というよりは常道ですかね? さらに、合成宝石の歴史はエメラルドの歴史と言うほどに 多くの合成研究がなされてきた経緯もあります。 高い石を購入する時は、確実な鑑定が絶対に必要な石ですね。 Peak2所有はどちらも合成石ですが、それでも奇麗なエメラルドが 手に入ると言うのは色コレクターには嬉しい事です。



エレメージェバイト ジェレメジェフなど色々な読み方があって、 中々検索するに難しい石ですね(笑)。 薄青色の美しい宝石でコレクター垂涎の品。 殆ど無色に近いものからライラック色の強いもの まで色々あるようですが、やっぱりその個性的な 青が楽しめるものの方が嬉しいですよね。 その結晶の構造上か、殆どがスクエアカットされていて ラウンドを見かけないのが残念です。いつか絶対欲しい 丸エレミア石!!!


エンスタタイト 頑火輝石はマグネシウムを主成分とする輝石族の1種。 マグネシウム分が鉄分に置き換っていく程に、色が黒っぽく なっていきます。鉄の割合が50%を超えると鉄珪輝石という 別の鉱物となります。 高温に強いその性質から名前がついているようです。

オブシディアン オブシディアンといえば、 ご存じ黒曜石の事。 子供のころ、道端で拾って、ずっと宝物にしていた のを覚えていますね。 組成はSiO2ですが、結晶質ではなくガラスです。 →Natural Volcanic Glass。つまり天然の火山性ガラス の事をオブシディアンと定義します。 455は曰くつきの人工の天然ガラス。(つまり唯のガラス?) か、ちゃんと火山灰を混ぜてあるのか? 真偽の程は確かではありません。

 
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